東京都出身。都内小学校入学後、3年生の1年間を宇宙センターのある鹿児島県種子島で宇宙留学。5年生の1年間、北海道十勝管内の鹿追町山村留学を経験し乗馬が特技となる。中学入学後、競馬学校を目指し受験するが合格できず、中学3年の夏に断念、進路を俳優へ方向転換する。Orionsbelt Globalの芸能養成クラスでトレーニングを重ね、半年後の所属オーディションに合格しOrionsbelt Globalに入所。芸能と学業を両立させるために目黒日本大学高等学校芸能スポーツプロフェショナルクラスに入学。中学2年生より習い始めた三味線がきっかけで高校2年生から日本舞踊も習い始める。2022年、日本大学芸術学部演劇学科舞踊コース日舞専攻に進学し、表現者としての勉強をしながら舞台やテレビでも活動中。
小学生の頃に参加したイベントが小林コーチの表現力を体験するワークショップでした。その時の楽しかった記憶が、中学生で進路を決める際、「表現者になりたい」と決意することに繋がったと思います。中3の夏休みからOrionsbelt Glovalの芸能養成クラスに入り、本格的に演技の勉強を始めました。それまでは役を演じるパフォーマンスだけが役者に必要な能力だと思っていましたが、オーディションで初めて会った人に自分という人間を知ってもらったり、関係者の方々との信頼関係を築き上げたり、表現力を含めたコミュニケーション能力全般が必要だとわかって、俳優という仕事の難しさと奥深さを実感しました。
芸能養成クラスのレッスンは、ひとりひとりが主体的に考え行動するアクティブラーニング式です。普段あまり物事を考えずノンビリしていた自分には、毎日が驚きと発見の連続でした。レッスンで様々なスキルを磨いていくにつれて、自分自身の中に目に見えて変化が表れ、それが日々のモチベーションや自信になっていったと思います。入った当初は不安だらけだった所属オーディションも半年後に合格し、プロフェッショナルな表現者として認められた時は大きな達成感がありました。
あらゆる分野でグローバル化が進む中、世界で活躍できる表現者になるためには、ひとりの人間としても広い視野を持たなければなりません。そのためには演技のトレーニングだけでなく、将来を見据えた学業プランも必要になります。Orionsbelt Glovalの芸能受験個別サポートでは、芸能キャリアを含めた人生全般のロードマップを作成し、そのために必要となるスキルや当面の目標などをブラッシュアップしていきました。そうすることで日々の目的意識も明確になり、迷いのない行動力へ繋がったと思います。
高校3年生の時、実際に世界を体験してみたくて、文部科学省主催の「トビタテ!留学JAPAN」に応募をしました。書類選考後の二次試験である面接の選考プレゼンテーションでは、これまでのトレーニングで学んだことを思い出しながら、3分間のプレゼンテーションと質疑応答は自信を持って臨めました。ZOOMでのオンライン面接は、生の対面よりも情報量が制限され、わずかな違和感やミスも顕著になります。それを踏まえ、効果的な表情の見せ方や適切なスピーキングなどを重点的に練習しました。これまでのレッスンで様々なことを学んだこともあり、三分間のプレゼンテーションと質疑応答は自信をもって臨めたと思います。合格通知をいただいた時は、自分の中で自信が確信に変わりました。
芸能活動と並んで目標にしていた日本大学芸術大学の受験が近づき、最後の仕上げとしてプライベートレッスンを受講しました。付け焼き刃的な小手先の技術ではなく、もっと深いところで演技というものを理解し、言語化・非言語化の両面から自己表現ができるよう、マンツーマンのトレーニングで伝え方を磨き、自信をもって受験に臨むことができたと思います。面接でも緊張することなくベストな自分を表現することができ、合格通知を手にすることができました。