結婚後、ニューヨーク、シドニーでの海外生活を経験する中、キャリア(人生)に関心を持ち国家資格キャリアコンサルタント取得。成人発達理論にも着目し、キャリアデザイン、ライフデザイン、キャリア開発、リーダーシップ開発、組織開発など、次世代育成を軸に学生から社会人に至るまで幅広く支援をしながら、日本マーケティングコーチ協会BTCコーチング認定を取得。グループリフレクションを活用し、未来に活かすための気づきを促す内省支援を展開中。自身の内面がどこから来るのかを社会視点から学ぶため、立教大学院にて社会デザイン研究科に在席し現在も知識と技術を研磨している
クライアントファースト!私の目の前にいるお客様を信じること
「どんな時にキャリアコンサルタントをお願いすればいいのですか」とよく聞かれますが、「興味・関心を持ったすべての人」と私は思っています。「なにか最近運が悪い気がする」「就職が決まったが、よく考えたらやりたい仕事ではない」「新たな自分を見つけたい」「どこの中学を選んでいいのかわからない」「親と意見が対立ばかりする」「進むべき方向が間違っていると感じた」「パートナーと会話がない」「独立しようか悩んでいる」「パートナーの浮気を知ったが、離婚したくない」などなど、相談は多岐に渡ります。内容はバラバラに見えますが、一貫して言えるのは誰もが「幸せ」「満足」「夢」というそれぞれのゴールに向かうために自分の「思考」「判断」「行動」の見直しをしているということです。
キャリアコンサルタントとお客様の信頼関係の構築から始まります。国家資格を持つキャリアコンサルタントは「個人の人生設計に関わること」の責任と重要性を自覚し、一層高い倫理観を持って活動することが求められます。あらかじめインフォームドコンセントでコンサルティングの主旨の確認を行い、面談中の内容はご本人の許可がない限り守秘義務があることや不安なことなどを確認をします。何を話せばいいのか心配される方も多くいらっしゃいますが、こちらが話しやすい質問をしながら導いていきますので、気がついたら、多くを語ってくださり、セッション終了後「もっと話したい」「もっと考えたい」と仰ってくださいます。
カウンセリングをする上で大事にしていることは、私の目の前にいるお客様を信じることです。自分の中で言葉にできないことやモヤモヤする気持ちをを一緒に言語化していくことで、思考の整理ができ、自己理解が進みます。人の心の奥深くにあるゴールを認識し、そこへ辿り着くために必要な「キーワード」を探し、一緒に向き合っていきたいと思っています。過去の経験は全て役に立ちます。経験を肯定的に受容し、望む未来にお客様自身が高いモチベーションで行動できるようにサポートしていきたいと考えています。
企業がビジネスコンサルタントをつけるように個人がキャリアコンサルタントをつける時代
これまで経験したことのない出来事に直面して、当たり前だったことが当たり前でなくなってきたように感じています。突然のコロナ禍によって夢や目標など計画していたことができなくなったり、変化の波の乗り越え方や計画の訂正や対応が必要になっています。だからこそ社会で決められていた「ものさし」だけでなく、自分自身の「ものさし」をも持つことができる時代になったのではないでしょうか。
自分自身のものさしを作るためには自己理解から始めます。キャリアコンサルタントはそれぞれ、多くの自己理解ツールを持っています。自己理解をするためには「気づき」を促す、最適な質問が必要です。あなたの思考から違う視点で客観視をしてくれる人からの質問で「忘れていた」「見落としていた」「気づかなかった」「新たな発見」がありあなたの決断に大きなヒントとなり、ゴールへの決断に導いてくれます。
自分の人生をあらゆる角度で客観視するために傾聴のプロに話すことは大切です。キャリアコンサルタントのできることはたくさんあります。キャリアカウンセリングの傾聴では自身も気づいていない、望んでいる生き方を一緒に探し、自分らしさを引き出す役割を担っています。キャリアコーチングによって引き出した「あなたらしさ」をさらに成長させ、キャリアデザインし、人生計画を一緒に立てていき、変化や人生の転換期にその計画の見直しやリノベーションをしていきます。
またライフコーチングとしてキャリアデザインと現実のライフスタイルについてのズレを見直したり、考え直したりしていきます。ジョブカードアドバイザーやキャリアアドバイザーとして就職や転職の履歴書の書き方から面接の受け方まで幅広くサポートします。キャリアアップのためのトレーニングもキャリアコンサルタントのできる仕事です。
人生100年計画をあなたの味方になって考えていく
人生100年計画については厚生労働省でも大きな課題となっています。2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えるそうです。今までわたしたちは人生70年・80年で計画を立ててきましたが、意識を大きく変えないといけなくなりました。
100年健康で生きるための健康づくり、楽しんで生きるための趣味や学び成長し続けるための準備など実は今から計画することで見えなかったことが見えてきます。人生計画をしても予想外のことが起きたりすることはもちろんありますし、方向転換をしなければならない時ももちろんあります。しかし、きちんとした人生計画をすることで「自分の立ち位置がわかる」「目標が明確になることでやるべきことが見える」「気づかなかった自分の願望がわかる」「マネー計画が明確になる」「リスクに備えることができる」その他にも多くのメリットがあります。
人生計画は「自己理解」の一つで、深めることで自己肯定感や自己信頼が生まれコミュニケーション能力も伸びる効果もあると言われています。
オリオンズベルトグローバルでは無料のキャリアチェックがあるのでまずはZOOMで簡単な「人生計画」を立てる体験をしていただくこともおすすめします。
④人生の伴走者として
自分らしさという言葉がありますが、自分らしさは1つではありません。人は様々な人間関係や社会生活の中でいくつもの自分を使い分けています。また、ひとりの人間がもつ能力や性格も実に多様です。
だからこそ、そのひとつひとつを何処で活かすかは、自分次第です。一度きりの人生です。どうせ生きるのなら幸せになるためにエネルギーを使いませんか。